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2020.01.31|仮想通貨の確定申告書類の作成方法(ステップバイステップでご紹介)

仮想通貨取引に係る確定申告書類の作成について、ステップバイステップで説明します。

ここでは、1つの会社から給与をもらっている一般的な会社員が、損益計算ツールを使って、仮想通貨取引の実現損益を計算し、他の情報は源泉徴収票を見ながら入力するというケースを例にします。

なお、【2020年最新版】仮想通貨の確定申告特集として、仮想通貨の税金周りのことをまとめて網羅している記事もありますので、(https://www.cryptact.com/journal/01cryptocurrency-taxfiling2020/)あわせてご参照ください!

2019年分の確定申告用の国税庁ページは未だ開設されていないので、
2018年分申告書作成ページで説明します。

Step 1. Cryptactで仮想通貨取引の損益計算を行い、確定申告の要否を確認

Cryptactを使って、仮想通貨取引の損益計算を行い、確定申告の要否を確認します。

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■Cryptactサービス画面


Step 2. 「所得税の確定申告」ページ訪問

仮想通貨取引の実現損益が200,000円を超えている等、確定申告が必要な方は、源泉徴収を手元に用意した上で、国税庁の「所得税の確定申告」ページを訪問します。

国税庁の「所得税の確定申告」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm


作成開始をクリックします。
既に作成済の書類を修正する時は、保存データを利用して作成をクリックします。


税務署への提出方法を選択する画面に映りますが、ここでは「印刷して提出」する方法をご紹介します。


「作成する申告書類の選択」ページで、所得税を選択します。


仮想通貨取引による雑所得の申告は、真ん中の(全ての所得対応)を選択します。
いよいよ入力開始です。


Step 3. 基本情報入力

まず、生年月日を入力します。
②をチェックすると、確定申告書フォーマットから作成ができます。


Step 4. 仮想通貨取引に係る実現損益

仮想通貨取引の入力は、「所得・所得控除入力」の画面から、雑所得のその他を選択します。


雑(その他)所得の入力画面で、上記以外(報酬等)の「入力する」を選択します。


「個人年金以外の雑(その他)所得の入力」ページで、種目、報酬などの支払者の氏名・名称を入力します。
種目は仮想通貨や暗号資産、名称欄には取引所名を入れます。
複数の取引所で取引した場合も、1行にまとめて入力します。

収入金額の欄に損益計算ツールで計算した実現益を入力します。
手数料等の経費が実現益で考慮されているなら、必要経費の欄は空欄、
考慮されていない経費等がある場合、必要経費欄に入力します。

仮想通貨取引の損益計算は複雑ですが、申告書類では1行に記入するだけです。
必要に応じて損益計算ツールの計算結果、明細等を添付します。


仮想通貨取引に係る入力はこれで完了です。

次に源泉徴収票の内容を転記します。


Step 5. 給与所得の入力

「所得・所得控除等入力」の画面から、給与を選択します。


手元の源泉徴収票の内容を転記します。
最初に支払金額、源泉徴収税額、及び配偶者、扶養親族等の情報を入力し、入力終了をクリックします。


次に社会保険料、生命保険料の情報を入力します。

源泉徴収票に生命保険料の記載がない場合、チェックボックスにチェックを入れると 「所得・所得控除等入力」ページの(14)生命保険料控除からも直接入力できます。


該当がある場合、住宅ローンの情報を入力します。

利用初年度以降は、源泉徴収票に記載されます。
利用初年度の方は、「所得、所得控除等の入力」画面、(30)の「住宅借入金等特別控除」から、必要事項を入力します。


地震保険、給与支払者情報を入力します。
「所得、所得控除等の入力」画面、(15)の「地震保険料控除」からも入力できます。


Step 6. 配偶者、扶養家族の情報入力

家族の情報を入力します。

源泉徴収票に人数等の記載が正確になされている場合、源泉徴収票からの転記により完成しますが、情報が誤っている場合等は
「所得、所得控除等の入力」ページの配偶者(特別)控除、扶養控除等から必要に応じて修正します。

※配偶者の情報記入画面


次に扶養者情報を入力します。

扶養親族のうち主に子供は年齢によって扱いが異なるので注意が必要です。
16歳未満の扶養親族は、こども手当の対象となるため、扶養親族には該当しません。
それ以外の扶養親族は1名につき380,000円の所得控除ですが、19歳から23歳未満の主に大学生世代については、所得控除額が630,000円になります。

※扶養者の情報記入画面


Step 7. 医療費控除の情報入力

その年に一定以上の医療費(例:100,000円)を支払った人は、一定の金額の所得控除を受けられます。

また、特定一般用医薬品等を購入した場合も一定の金額の所得控除を受ける事ができます。

これらの制度は選択制で、いずれか一方を選択して適用を受けます。

<ご参考>医療費控除を適用した場合


医療費控除の入力画面


Step 8. 入力情報の確認

控除項目の入力が終わったら、源泉徴収票、保険料明細等の資料を見ながら、
控除項目の内容を確認します。


数字の確認が終われば、確定申告書類の完成です。

いかがでしたでしょうか?
複雑な所得がなければ、確定申告は意外と簡単です。
夏休みの宿題的に、つい後回しにしがちですが、期日に余裕をもって申告しましょう!

■監修

本記事は税理士法人GLADZ(https://www.gladplan.com/)の野口代表社員の監修を受けています。

暗号資産(仮想通貨)投資を行う上で、ハードルとなる税務周りの問題の解決をパートナーのコインタックス株式会社と行っている。
確定申告サポートから、税務調査や暗号資産の相続に至るまで幅広いサービスを提供。

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