プレスリリース

世界最大級の分散型取引所「Uniswap v3」に対応

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〜複雑化するDeFi(分散型金融)取引も自動で損益計算。確定申告まで一元的にサポート〜 

暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」を運営する株式会社pafin(共同代表取締役 アズムデアミン/斎藤岳)は、クリプタクトの「DeFi/NFT取引の自動対応」機能において、世界最大規模の分散型取引所「Uniswap v3(ユニスワップ)」および「PancakeSwap v3(パンケーキスワップ)」の対応を開始いたしました。 

■背景

DEX(分散型取引所)は、NFT市場が活況だった2021年を起点とする暗号資産業界の盛り上がりとともに注目を集めました。DEXではイールドファーミングなどさまざまな方法で報酬を受け取れますが、分散型であるがゆえに取引履歴の取得の困難さや、確定申告のための計算方法が明確でないケースが多く、損益計算の難易度が非常に高いことが課題でした。

2018年に世界初のDEXとしてローンチしたUniswapは、これまで3回バージョンアップを経て世界最大のシェアを誇っています。v3へバージョンアップした際には、柔軟な手数料設定や「集中流動性(※1)」といった機能が搭載されたことでより複雑な構造となったため、取引内容を識別して解析するのは時間と知見が必要であり、損益計算がさらに困難になっていました。

クリプタクトでは従来のUniswap v2への対応に追加して、Uniswap v3にも対応し、技術的にも難しい複雑な取引内容の識別と解析の効率化を実現しました。また、BNB Smart chainにおいて預かり資産1位(2024年1月時点)のDEXであるPancakeSwapのv3にも対応いたしました。これらにより、ユーザーはより簡単に税務処理を行うことが可能になります。

※1 集中流動性:流動性提供者として流動性を提供する際にその価格範囲を指定するもの。Uniswap v2 で採用していた無限範囲の流動性提供と比べ、資金効率を高める仕組みです。
 

■概要

Uniswap v3 及びPancakeSwap v3 への対応について、確定申告シーズンに向けて多くのユーザーからのリクエストに応えるため、以下の通り段階的にリリースを実施いたします。

第一段階(今回のリリース):仮想通貨同士の交換に対応
第二段階(時期未定):流動性提供 その他に対応

対応チェーン 
Uniswap v3:Ethereum / Polygon / Optimism / Arbitrum 
PancakeSwap v3:BNB Smart chain (BSC) / Ethereum

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クリプタクトのDeFi機能について、2024年1月時点で対応しているスマートコントラクトは3万個を超え、サポートサービスも531個まで拡大しています。
また、対応取引所数や対応コイン数においては国内サービスでは最多レベルの規模であり、対応コイン数においても国内トップクラスの(※2)実績を更新しています。
今後もユーザーの要望に応じて対応サービスやブロックチェーンを順次拡大し、DeFi(分散型金融)取引における損益計算の自動化から確定申告までの一元的なサポートを実現します。

※2 2023年11月、国内暗号資産の損益計算サービスを対象に自社調べ
 

■Uniswapについて

Uniswapはイーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクト機能を駆使した「AMM(Automated Market Maker、自動マーケットメイカー)型」のDEXです。2024年1月時点で40億ドル以上の預かり資産があります。

 

【本件に関するお問い合わせ】  
pr@pafin.com

 

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