ゼロ知識証明を活用したスケーリングソリューションも迅速にカバー。確定申告まで一元的にサポート
株式会社pafin(共同代表取締役 アズムデアミン/斎藤岳)は、暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービス「クリプタクト」において、イーサリアムレイヤー2「Astar zkEVM」の対応を開始いたしました。これにより確定申告までシームレスなサポートを実現いたします。
背景
世界のブロックチェーン技術の市場規模は、2021年の49億3,500万米ドルから2028年には2,279億9,600万米ドルに成長すると推定されています(※1)。 また、日本国内におけるブロックチェーン活用サービスの市場規模も2025年度には7,247億6,000万円に達すると予測され(※2)、より多くの人に広がっていくと考えられています。
この市場規模の拡大に対応するべく、Web3分野ではブロックチェーンの処理を高速化させるスケーリング、アプリケーション開発の簡便性、堅牢なセキュリティの両立に向けたレイヤー2ソリューションの開発が活発化しています。レイヤー2上の資産は2024年に6.5兆円を突破し、前年比3.5倍を超えて拡大しています(※3)。
クリプタクトでは2023年7月にイーサリアムのArbitrum、Optimism、2024年1月にはポリゴンのPolygon zkEVMに対応し、損益計算サービスとしていち早くブロックチェーンのスケーリングソリューションに対応してまいりました。
このような背景から、クリプタクトはこの度、Astar Networkが2024年3月にローンチしたイーサリアムレイヤー2ブロックチェーンであるAstar zkEVMにも対応を開始いたしました。
これまでpafinが培ってきたDeFiの自動識別機能を活用し、 Astar zkEVM上で様々な取引形態が実行された場合でも、取引内容や損益を正しく認識し、確定申告のための「所得」を正確に計算いただくことが可能となります。
当社は今後も最新のスケーリングソリューションに対応することで、損益計算を含む暗号資産・ブロックチェーンの円滑なユーザー体験と事業環境を提供してまいります。
(※1) 株式会社グローバルインフォメーション「ブロックチェーンの世界市場予測」
https://www.gii.co.jp/report/omr1123137-global-blockchain-market-research-forecast.html
(※2) 株式会社矢野経済研究所「ブロックチェーン活用サービス市場に関する調査を実施」
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2914
(※3) L2BEAT,Total Value Locked
https://l2beat.com/scaling/summary
Astar zkEVMについて
Astar zkEVMは、イーサリアムのセキュリティを継承しつつ高速処理・低ガス代を実現し、暗号資産・NFTのクレジットカード決済などの拡張ツールも実装した「誰もが使いやすい」レイヤー2ネットワークです。世界最高峰のブロックチェーン開発チームであるポリゴンラボが提供する「Polygon CDK」を活用した最初のレイヤー2として高い水準のEVM等価性を実現し、イーサリアムやポリゴン上の開発コードを変更なしで使用することができます。既に日本を代表する企業がAstar zkEVM上で独自のユースケースを展開しています。
(参考)Astar Network、Ethereumレイヤー2のAstar zkEVMをローンチ
https://astar.network/ja/blog/astar-networkethereumastar-zkevm-86094
《Astar Network Head of Japan Yuhong Chen様のコメント》
Astar zkEVM上では、既に様々な企業様やWeb3プロジェクトがロイヤリティプログラムやNFTソリューションを展開してくださっています。pafin社のAstar zkEVM対応はこれらサービスに接する個人および法人のユーザーにとって、Astar zkEVMをより身近に感じ、かつ扱って頂くために必要不可欠なサービスであり、Web3のマスアダプションに向けて今後もご一緒できましたら幸いです。
【本件に関するお問い合わせ】
pr@pafin.com