2020.08.17|GMOファイナンシャルホールディングス(7177)業種:証券業 2020年12月期2Q決算コメント

決算ハイライトGMOフィナンシャル / Settlement of GMO finacialHD

執筆:西村 麻美

株価
(2020/8/14)
時価総額 自己資本比率 ROE ROIC
677円 798億円 6.1% 17% 5.2%
PER
(実績)
PER
(予想)
PBR 配当利回り EV / EBITDA
13.16倍 N / A 2.07倍 N / A 3.65倍

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社2020年12月期 第2四半期決算短信はこちら


2020年12月期第2四半期 決算分析

■2020年12月期第2四半期決算(累計)
営業収益200億円(前年比26.4%増⤴
営業利益78億円(同83.5%増⤴
四半期純利益47億円(同90.7%増⤴

増収増益の好決算だった。

株式市場、外国為替市場は、取引高が引き続き高水準で推移し、店頭FX、CFD(差金取引)などのデリバティブ取引を中心に大きく利益を伸ばした

一方暗号資産はビットコインを中心に4月末から5月にかけてボラティリティが上昇するも、6月以降は低調に推移した。

■セグメント別内訳
営業収益営業利益
証券・FX事業178.9億円(前年同月比32.3%増⤴71.9億円(同87.1%増⤴
暗号資産事業18.8億円(前年同月比7.5%減⤵6億円(同65.6%増⤴

第2四半期のみのアセット別の内訳

FXは取引高が341兆円(前年同期は174兆円)、取引高シェアは22.7%(同22.5%)、預かり証拠金残高は2,066億円(同1,865億円)となった。

CFDの売買代金は15.4兆円(前年同期は5.3兆円)、口座数は14.0万口座(同10.6万口座)、預かり証拠金残高は474億円(同期247億円)となった。

株式の売買代金は3.4兆円(前年同期は3.4兆円)、売買代金シェアは3.8%(同4.5%)、信用取引残高は825億円(同816億円)となった。

暗号資産の売買代金は3.0兆円(前年同期は4.1兆円)、口座数は31.9万口座(同27.1万口座)、預かり資産残高は329億円(同357億円)となった。

連結配当性向は60%(年4回配当)を予定している。


2020年12月期予想

2020年12月期の業績予想は、証券・FX事業及び仮想通貨事業は、経済情勢や市況環境の影響を強く受け業績予想を行うことが困難であるため、連結業績予想は開示していない。


アナリストによる投資スタンス

7月下旬にはストップ高になるほど株価は上昇したが、その後は下落し、株価バリュエーションはPBR2.07倍、EV/EBITDAが3.65倍と他の証券株同様に割安である。


過去のGMOファイナンシャルホールディングスの決算ハイライト

・2020年12月期第1四半期



プロフィール

マーケットアナリスト西村麻実 / Market analyst Mami Nishimura
株式会社クリプタクト
マーケットアナリスト 西村 麻美

新卒でメリルリンチ証券東京支店入社後コーネル大学経営大学院にMBA留学。
卒業後東京に戻りHSBCアセットマネージメントにて日本株アナリスト、年金運用、アライアンスバーンスタイン東京支店にてプロダクト・マネージャーとして勤務後フリーランスのコンサルタントを経て現職。


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