執筆:西村 麻美

株価
(2020/8/17)
時価総額 自己資本比率 ROE ROIC
95円 68億円 27.6% N/A N/A
PER
(実績)
PER
(予想)
PBR 配当利回り EV/EBITDA
N/A N/A 1.52倍 N/A N/A

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2021年3月期第1四半期 決算分析

■2021年3月期第1四半期決算
売上高 21.7億円 (前年比27.6%減⤵
営業損益 ▲3.2億円 (前年同期▲4億円)
四半期損益 ▲2.8億円 (同▲4.3億円)

赤字決算が継続した。しかし、営業損益、四半期損益ともに赤字幅は縮小した。


■事業別の内訳

 ○エネルギー関連事業

売上 12億円 (前年比4.7%増⤴
セグメント利益 1.5億円 (前年比91.4%増⤴

 ○自動車関連事業

売上 8.2億円 (前年比25.0%減⤵
セグメント利益 600万円 (同3.6%増⤴

 ○金融関連事業

売上 4,500万円 (同77.8%減⤵
セグメント損益 ▲3.2億円 (前年同期900万円)

 ○旅行関連事業

売上 0円 (同99.9%減⤵
セグメント損益 ▲900万円 (前年同期900万円)

 ○その他事業

売上 1,500万円 (前年比34.6%増⤴
セグメント損益 1,500万円 (前年比34.6%増⤴

エネルギー関連事業は電力小売りと省エネコンサルティングを提供しているが、売上、利益ともに前年同期を上回った。省エネコンサルティング事業は、防災/減災を切り口にして、地方自治体・医療機関・交通機 関等に対する非常用発電機や蓄電池のマーケティングを開始した。電力売買事業は、原価である電力調達価格の抑制を推進するとともに、独自燃料調整費の導入により需要家に対して競争力のある電力価格を提示することが可能となり、高圧需要家のみならず、低圧需要家も順調に増加した。また、新規に感染症対策商品の取り扱いも開始した。

自動車関連事業は、中古車販売事業者との中古車売買、及び中古車売買に関するコンサルティング等を行っている。 1Qの売買件数は例年並みだったが、前年同期では販売単価が高額な取引があったために、売上高が減少した。

金融関連事業はビットポイントジャパンが暗号資産交換所の運営を行っているが、顧客取引の出来高が少なかった事により売上高が減少した。

旅行関連事業は新型コロナウィルスの蔓延からビジネスモデルを変更し、ホテルコンドミニアムの取得、開発、運用を行うビジネスに変わった。推進中の神楽坂案件は、7月末に竣工、賃貸物件へ用途を変更。サブリース契約(一棟貸し)を締結し、収益安定化を図る予定である。

その他事業はマーケティングコンサルティング事業を行っているが順調に成長している。


2021年3月期予想

2021年3月期通期の業績予想は、金融関連事業は経済情勢や暗号資産に関する市場環境の動向の影響を受ける事から業績予想の算定が困難であり、他の事業も新型コロナウィルスによる事業環境の変化から不透明要素が多いため、業績予想を発表していない。


アナリストによる投資スタンス

株価バリュエーションはPBRが1.52倍、株価は業績不振から額面割れが続いている。


過去のリミックスポイントの決算ハイライト

・2020年3月期


プロフィール

株式会社クリプタクト
マーケットアナリスト 西村 麻美

新卒でメリルリンチ証券東京支店入社後コーネル大学経営大学院にMBA留学。
卒業後東京に戻りHSBCアセットマネージメントにて日本株アナリスト、年金運用、アライアンスバーンスタイン東京支店にてプロダクト・マネージャーとして勤務後フリーランスのコンサルタントを経て現職。


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