2020.05.13|アドバンテスト(6857)業種:電気機器 テーマ:5G

執筆:西村 麻美

株価
(2020/6/2)
時価総額 自己資本比率 ROE ROIC
5,160円 1.03兆円 65.1% 23.1% 23.2%
PER
(実績)
PER
(予想)
PBR 配当利回り EV / EBITDA
18.9倍 N / A 4.4倍 1.8% 13.7倍

株式会社アドバンテスト2020年3月期 決算短信はこちら


会社概要

アドバンテストも5G関連銘柄として注目されている。4G向け携帯基地局向け半導体検査装置販売で8割のシェアを持っており、5G向け装置にも注力しており、5Gデバイス・基地局など市場全体でのテストシステムの普及を図っている。


2020年3月期 決算分析

■2020年3月期の決算
売上高2,759億円(前年比2.3%減⤵
営業利益587億円(同9.2%減⤵
当期利益535億円(同6.1%減⤵

結果は上記の通りだったが、過去最高の受注高を2年連続で達成し2878億円(同プラス4.6%)。期末の受注残は前年比21.6%の910億円。

新型コロナウィルスの感染拡大により事業活動に制約があるものの、社内外の努力により売上計画を上回った。
半導体の高性能化や信頼性保証鏡花のニーズの高まりによりハイエンドSoC(システム・オン・チップ)向けで旺盛なテスター需要が継続した。また、メモリー向けテスターについても年度後半から復調した。


2021年3月期 業績予測(第一四半期(4~6月期))

■2021年3月期 第1四半期の業績予測
売上高700億円(前年比5.8%増⤴
営業利益130億円(同14.2%減⤵
当期利益105億円(同13.1%減⤵
受注残830億円
通期為替レートドル/円=105円

世界経済の悪化は始まっているが、アドバンテストの主要顧客は投資を継続しており、5Gやデータセンター向けのテスター需要は底堅く、2020年前半までは一定の需要が持続する見通し。

一方自動車、産業機械向け、ディスプレイ向け、モバイル向けのテスター需要は不透明感が増している。


アナリストによる投資スタンス

会社は今期通期での業績予想を出していないが、今期に大きく需要が落ち込むとは考えづらく、株価下落時には買いを入れて良い銘柄の一つと考える。


プロフィール

株式会社クリプタクト
マーケットアナリスト 西村 麻美

新卒でメリルリンチ証券東京支店入社後コーネル大学経営大学院にMBA留学。
卒業後東京に戻りHSBCアセットマネージメントにて日本株アナリスト、年金運用、アライアンスバーンスタイン東京支店にてプロダクト・マネージャーとして勤務後フリーランスのコンサルタントを経て現職。


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